ポプリの考察
ハーブスクール/ポプリ
ハーブの知識はあっても意外と実際のクラフトはあまり経験がない。ましてお酒以外だとなかなか足りていないものだなとつくづく思う。そしてお酒とのつながりを発見することも。
ポプリ = ハーブ類を詰めたにおい袋の事
と単純に思っていたのですが
日本に紹介されるときにポット・プーリーだと呼び難いので縮めてポプリと呼ぶようになった。日本語だと「雑香/ざっこう」「百花香/ひゃっかこう」
そして由来なんですが
Pot = 入れ物、容器
pourri =発酵させる、腐らせる
そして、核心なのが元々は干しブドウとハーブ&スパイスを練りこんだモノだった。
これってつまり発酵剤だったのでは?
ミードを作る際に実は単純に薄めただけだと成功率が低い、酵母が偶々やってこないと発酵しないし、ハチミツ中のカリウム等の酵母の活動にとって必要な栄養分が足りない。
これを補うには現代では純粋培養酵母や干しブドウや発酵補助剤を入れるわけだけど
ミード、ワイン、ビールなどの発酵酒を作るにあたってこの古代のポプリを加えると必要な酵母と栄養素の元+香り付け(+ハーブの殺菌効果による雑菌混入の予防)
と具合が良いのだ。
根拠としては語源名と材料による推測のみだけど
そういえばカトリーナメディチがフランスの輿入れ時にリキュール職人を連れて行ったけどその職人名も確か?・・・
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