神酒?エリクサー?の材料「タチバナ」
日本に古くからある固有の柑橘「ヤマトタチバナ」。その実の大きさは金柑ぐらいで形はみかんに似ている。きれいに皮がむけるのでまんま小さなミカン。味はとってもすっぱいが苦みはあまりない。香りはみかんとビターオレンジと柚子を足して割った香り。古くから日本に自生しているとされるが栽培されているところはとても少なく(利用価値が余りない)もっぱら、神社などのご神木として有名。古事記や日本書紀に非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)の名前で記述があり(レモンハートではバナナのことという説を紹介してたけど)不老不死の力を持った果実として出てくる。柑橘の多くは冬でも常緑で同じように松なども不老不死の象徴として扱われている。古今和歌集には「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」と花の香りの方にも魅力的らしい。
この「タチバナ」を材料にリキュールを作りたいと思っているのだがこれも一筋縄ではいかない。まず生産者がほとんどいない。現在和歌山の柑橘で少量入手できる伝手はあるのだけど多分数キロ分、パートナーの栃木の農家さんに育ててもらっているけど、順調に行っても実が付き始めるのは数年後。
たちばなあるよーって方、東京クラフトリキュールまでご連絡お待ちしております。
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