チルドフィルター不使用
大手のメーカーでは、製品の清澄性が重要視されます。濁っているもの=異物と考える消費者が多かったためです。
それでは濁りになっている成分は何でしょう?
香りや旨味の本体なのです。
香りや旨味の成分がアルコールに溶け切れずに、温度変化や環境の変化により出たり消えたり、瓶詰時には見えなくても後々、温度変化や熟成により僅かな濁りや沈殿物・浮遊物が発生します。
そのために、一度冷却することにより香りや旨味の成分を凝集させ高性能なフィルターで取り除いてしまいます。
美味しさよりも見た目を重要視するためです。
しかしながら、近年濁っているものの方が美味い。と本物を知る人々が少しずつ多くなり消費者に受け入れやすくなっております。
東京クラフトリキュールのリキュール濁りや沈殿・浮遊物があります。
これは、チルドフィルター(冷却ろ過)をせず、最低限のろ過のみで瓶詰しているからです。
香りや旨味を最上位に手作りでリキュールを作っているので他社よりも外見はシンプルにそのかわりに中身に大きくコストをかけております。
0コメント